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僕が、僕が、「何者」の感想で一番書きたかったこと(ネタバレ)

※今回の記事は、雑な下ネタが書かれているので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ!

なんとなく槇原敬之さんのこの曲を貼っておきますね↓




もうね、先日観た映画「何者」が非常にストライクでしてね…(しみじみ)。こんなつぶやきを投下した後、つまらない裏アカを作ってから雑な感想をアップして、さらに原作小説も読んでみたんですが、これがまた面白くて。なんて言うんですかね、映画でわかりにくいところが補完できたのも良かったけど(拓人の裏アカがバレる過程とか)、何よりも本作の映像化が見事だったことが再確認できたというか。例えば、ラストの「里香が拓人に説教する場面」とか、文章だけだと非常に冷徹なイメージでして。ハッキリ言って僕が拓人だったら「殺すか (゚⊿゚)」と。いや、自分が悪いのは重々承知ではあるものの、あれほど言葉で心を折られたら、もう殺るしかないですよ。ところが、映画では二階堂ふみさんが感情を込めて言う上に、最後に泣き崩れるから、「007 スペクター」のバウティスタのように「両目を親指で潰す」ぐらいで勘弁してやろうと思うワケです(どちらにせよアウトな着地)。


原作小説の里香に対しては、花山薫ライクに思ってしまいがちですが…。
殺すか...

映画の里香は、こんな風に泣き崩れるということで。
泣き崩れる里香

このぐらいで許してやろう…って、十分酷い!(°д°;) ヒィィ
バウティスタの目潰し


というか、今年ベストの作品である「DOGLEGS」の感想では恥ずかしくて書けなかったことを「何者」を観ることであらためて自覚したのも大きくて。正直なところ、「リング上ではスター選手として活躍しながらも、日常では“一障害者”でしかなくて仕事もままならないサンボ慎太郎選手」を見て、「映画ブロガーとしてそこそこ有名ではあるものの、実生活では大したことない自分」を重ねたからこそ、あの映画にグッときた部分もあったんですよ。ただ、それはあまりに不遜だから書かなかったんですが、今年の夏に「タマフル24時間ラジオ」に出演したりすると、あの時間が“かけがえのないもの”なのは確かなんですけど、自分の中のギャップがまた大きくなる部分もありまして…。ううむ、上手く書けませんが、「何者」はそういう“面倒くさい僕の自意識”にスゲー響いたというね…。


「DOGLEGS」の予告編を貼っておきますね↓ 良い映画なので、機会があったら観てみて!




さて、今回の本題。先週の土曜日は時間が足りなくて、感想の中で上記のようなことが書けなかったんですが、実はそれ以上に「一番書きたかったこと」が欠落してたのです。たぶん「映画の感想を書いている人」はわかってくれると思いますけど、映画鑑賞中に感じたことを忘れてしまって、後でやきもきすることってありませんか? 僕がこの「何者」を観ていた時、「あっ、これは忘れないようにメモを取っておこう!Σ(゚д゚)」と思ったこと自体は覚えていたんですよ。でも、周囲の迷惑になりそうだからメモを断念したら、すっかり忘れてしまって… (´・ω・`) 先日の宇多丸師匠の時評の時、もしかしたらそれが思い出せるかもと期待しながら聞いたんですが、それもなくて。せっかく感想を頑張ってアップしたのに、大切な“何か”が失われている感じがして、釈然としなかったんですが、しかし! 原作小説を読んだら、鮮やかに思い出したのでね、チョロッと書き残しておきますよ。「電車内で瑞月が拓人に身の上話をする場面」で、瑞月が自分の母親がヒステリーになったことを話した瞬間、僕はこう思ったのです↓


(`∀´)
「女性のヒステリー解消にはバイブが一番」って、
「ヒステリア」で描かれていたから、今回の感想はバイブ中心で行こう!



思い出さなければ良かったーー ('A`) 確かに恐ろしいほどに僕が考えそうな下ネタではあるものの、こういうのに後から客観的に向き合うとマジで己を殺したくなるというか。こんなくだらないことを必死にメモろうとしていた自分に心底ガッカリですよ。世の中には忘れたままの方が良いことだってある。そんなことを噛み締めた秋の夜なのでした。おしまい。







テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

2016/10/28 21:05 | どうでも良い文章TRACKBACK(0)  TOP

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