Adam Chaplin(アダム・チャップリン)(ネタバレ)
Adam Chaplin(アダム・チャップリン)
Adam Chaplin(アダム・チャップリン)
原題:Adam Chaplin
2011/イタリア 上映時間84分
監督・脚本・撮影・音楽・主演:エマニュエル・デ・サンティ
(あらすじ)
妻を無残にも焼き殺されたアダム(エマニュエル・デ・サンティ)は、邪悪な存在の力を借りて復讐鬼と化した!かくして町を牛耳る悪党連中への壮絶な闘いが始まり、前代未聞の残虐ファイトによる人体破壊の嵐が吹き荒れる!(以上、ビデオマーケットHPより)
予告編はこんな感じ↓
95点
※今回の記事には、人体が破壊されている残酷なグロ画像が多く貼られているので、そういうのが苦手な人は読んじゃダメ絶対!ヽ(`Д´)ノ
「TRASH-UP!! vol.13」を読んだら「実写版『北斗の拳』!?」なんて記事が書かれていて、スゲー気になってたんですよ。新宿の輸入DVD専門店ビデオマーケットでしか売ってない上に、英語字幕しかないということでね、「どうしようカナー (・ε・)」と超迷ってたんですけどね、思い切って買っちゃいました。最高の買い物でしたヨ (´∀`) ダイスキ
ビデオマーケットは1Fに東京チカラめしが入ってる雑居ビルの4Fにあります。
DVD、買っちゃった。ジャケットのセンスも好み。
なんと4Pのカラーコミック付き! 当然ながら暴力的な内容でした ┐(´ー`)┌ ヤレヤレ
雑に書くと、“「クロウ-飛翔伝説-」の「北斗の拳」バージョン、西村映造仕立て”って感じ。要は、復讐譚&バイオレンス&ゴア描写という、僕の大好物な要素で構成されているワケです。イタリア語音声+英語字幕なので、登場人物が何を言ってるのかがサッパリすぎてイラッとするところもありましたが、わかりやすいストーリーではあるから、それとなく観られました (o^-')b ヤッタネ! 一応、最後の展開を書いておくと、主人公アダムはジャギ&ヒューマンガスっぽいラスボスをぶちのめすものの、悪魔っぽい奴との契約により殺されてしまって、世界が崩壊するっぽいイメージ映像が流れて終わってましたよ。
映画が始まると、早速、始まるバイオレンス描写。なんか「地獄甲子園」を思い出したり。
物語を簡単に説明すると、アダムと恋人がラブラブ状態で暮らしていたら…。
突然、恋人が焼き殺されてしまった…って、描写が無惨すぎなんですけど!Σ(゚д゚;) ヒィィ!
そしてアダムは悪魔と契約し、右肩には聖ペトロ十字の焼き印が。血を流すのは、「ブラック・エンジェルズ」っぽいね。
すっかり復讐の鬼と化したアダム。お尻の穴から鉄パイプで串刺しにされてる人が実に愉快なのデス (´∀`) ヤリスギ
ラスボスはヒューマンガスっぽいジャギって感じ。彼が素手で凌遅刑っぽく殺されるラストは見応えアリ。
もうね、とにかくバトル&ゴア描写が素晴らしい。殺陣自体はそんなに凝ってないんですけど、殴る→人体損壊の流れが実に理想的なんです。百烈拳を思わせる派手な殴打シーンとか、まさに夢に描いてた実写版「北斗の拳」で(って、ケンシロウはあんなに残酷じゃありませんがー)、何度も何度も再生しちゃいました。「単なるスリ程度の悪人ですら、腕をもいでから撲殺する」という主人公アダムの容赦のない姿勢も痛快!ロックンロール通りであり(なんだそれ)、映画を観ている間は夢のようでしたね… (´∀`) ウットリ
過去に作られたゲイリー・ダニエルズ主演の実写版「北斗の拳」の百烈拳は牧歌的なムードで、相手も怪訝な顔をしてましたが…。
18年後のアダム版百烈拳はバイオレントに進化! まぁ、秘孔を突くのではなく、無闇に殴るだけなんですけどね。
ちなみにこの悪党はアダムの財布を盗んだだけなんですけど…。
こんな目に遭ってました(実際のシーンはこんな感じ)。悪に対しての容赦のなさは、クリムゾンボルトもビックリなレベル。
特に70分過ぎに始まる爆発シーンからの連続ゴアバトルは、必見としか言いようがない見事なクオリティ。もうね、網膜に焼き付けておきたい名場面がフィーバー状態なんです。監督&主演をこなしたエマニュエル・デ・サンティは間違いなく天才&信用できる男であり、今後、彼の作品は要チェックだと思いましたよ。
悪党の頭を一撃で粉砕するナイスアッパー! こういう場面がずっと観たかったの… (ノω・、) シアワセ
ちょっと地味&安易になりがちな“首を捻る描写”も丁寧に見せる“おもてなしの心”、見習いたいものです。
そして、現場はこんな死体だらけに。ここまでやってくれると爽やかさすら感じてくる不思議。
なんとなく僕の中で流れる曲を貼っておきますね↓
ということで、僕にとっては大好物の傑作でしたYO!ヘ(゚∀゚*)ノ ホエホエ! 万人には絶対オススメできないけど、この手のジャンル映画が好きな人なら購入しても損はしないんじゃないかしらん。ただ、なんだかんだ言って、全然ストーリーを把握してない気もするので、どこかのメーカーが日本語字幕版、さっさと出してくれないカナー (・ε・)
アレックス・プロヤス監督作であり、ブランドン・リーの遺作。ブランドン、なぜ死んだ… (ノДT)
トニー・ランデル監督×ゲイリー・ダニエルズ主演の実写版を貼っておきますね。観なくても人生にはまったく影響のない映画だと思う。
2012/12/27 13:05 | 映画(2012) | TRACKBACK(0) TOP
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